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帯状疱疹の特徴・症状と治療薬ファムビルについて

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帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)と呼ばれるヘルペスウイルスの仲間による感染症です。
子供の頃に、VZVに初めて感染すると水疱瘡を発症します。
水疱瘡に一度かかると免疫ができるため、通常二度とかかることはありません。
ただし、治った後もウイルスは体内の神経節に潜伏しており、数十年後に加齢による体力低下、大きなストレス・病気などで免疫力が低下することでウイルスが活性化すると、帯状疱疹として再発することがあります。
帯状疱疹は、60歳代を中心に50〜70歳代に多く診られる病気です。
日本人の5人に1人が発症し、生涯で一度しか発症せず、免疫が低下している人を除くと再発することはまれと言われています。
一般的な症状は、身体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みがあらわれ、知覚神経の分布に沿って帯状にややもりあがった赤い斑点ができます。
胸から背中にかけて最も多く見られ、お腹・顔などの上半身に発症することが多いです。
その後水ぶくれ(水疱)がたくさんあらわれ、炎症によって膿を持ち、かさぶたへ変化します。

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帯状疱疹の治療は、抗ウイルス薬ファムビル錠250mgを用いてウイルスの増殖を抑えます。
抗ウイルス治療薬を服用することで急性期の皮膚症状や痛みなどをやわらげ、治るまでの期間を短縮し、さらに合併症や後遺症を抑えることも期待できます。
皮疹の症状から72時間以内の投与開始で急性期の痛みに効果を示すことが認められているので、できる限り早期に服用を開始する必要があります。
一方で、抗ウイルス治療薬は増殖したウイルスを減らすことはできないため、効果が実感できるまで2〜3日かかることがあります。
薬を服用し始めてからも一時的に皮疹の悪化がみられることがありますが、自己判断で服用を中止しないでください。
ファムビル錠の帯状疱疹の用法・用量は、通常成人に1回500mg(2錠)を1日3回、原則として7日間経口投与します。
主な副作用は、頭痛、眠気、吐き気、下痢などです。
ファムビルは、腎排泄性なので、腎機能が低下している患者(高齢者を含む)や透析を受けている患者では、排泄が遅延し血中濃度が高くなる恐れがあります。
そのため、投与間隔をあけたり、減量して投与する必要があります。
服用期間中は水分を摂取することで腎臓から薬剤や排出されやすくなるので、いつもより多めに水分をとってください。
目安として1時間に200mL程の水を10回まで(1日2L程)が望ましいです。
水分摂取を制限されている場合は医師の指示に従って下さい。

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